1年で聖書を!
◆ 詩篇68-69
◆ ローマ8:1-21
◆ 詩篇68-69
◆ ローマ8:1-21
聖書のみことば ヤコブ1:12-18
人はそれぞれ自分の欲に引かれ、おびき寄せられて、誘惑されるのです。
―ヤコブ1:14
アメリカのワシントン州で2009年3月、教会から650万円を盗んだ62歳の教会員が告発されました。彼女は審問されると「この窃盗にはサタンが大きな役割を果たしました」と答えました。まるで、サタンに強要されて罪を犯したと言っているようです。
彼女の選択にはサタンの影響があったかもしれませんが、彼女の誘惑と罪についての見解は誤っています。サタンはクリスチャンを誘惑しますが、クリスチャンに罪を犯させることはできません。また、ヤコブは次のようにも語りました。「だれでも誘惑に会ったとき、神によって誘惑された、と言ってはいけません。神は悪に誘惑されることのない方であり、ご自分でだれを誘惑なさることもありません」(ヤコ1:13)。神は善良で神聖なお方です。
では、私たちの罪は誰の責任でしょう。ヤコブは、「人はそれぞれ自分の欲に引かれ、おびき寄せられて、誘惑されるのです」(14節)と語りました。私たちの悪い欲望が野放しにされるなら、それは、漁師が獲物をおびき寄せるおとりのえさのようになります。そして、私たちは誘惑に屈して罪を犯してしまいます。
神に背いて罪を犯したなら、「サタンがそうさせた」と責任転嫁したり、正当化したりするのはいけません。自分の行動にきちんと責任を持ちましょう。そして、あわれみ深く、情け深い天の御父に自分の罪を告白して、正しい生き方を追い求めていきましょう。
(Marvin Williams)
私たちが罪を犯すとき、その責任は自分の内にある。
トピック:
誘惑