1年で聖書を!
◆詩篇74-76
◆ ローマ9:16-33
聖書のみことば 出エジプト8:16-19

 
心をかたくなにしてはならない。―ヘブル3:8


日課の散歩に出かけたとき、うかつにも虫柱を横切ってしまいました。そのときは大したことではないと思っていましたが、その後、足首や腕に虫に刺された跡があると気づきました。私は、ぶよの群れの中を歩いたようでした。刺されたところはむず痒くなり、跡が残りました。

この経験は私に新しい洞察を与えてくれました。パロがイスラエル人を解放しないので、神がエジプトにぶよを異常発生させたときのことです。主はモーセにおおせられました。「アロンに言え。あなたの杖を差し伸ばして、地のちりを打て。そうすれば、それはエジプトの全土で、ぶよとなろう」(出8:16)。そこで、アロンが手を差し伸ばして、杖で地のちりを打つと、地のちりはみな、エジプト全土でぶよとなったのです。パロの祭司たちは身を洗い、頭やひげを剃るのを自慢としていました。そんな彼らの肌は、いち面ぶよに刺されてしまったのです。神はパロが悔い改めてイスラエル人を解放するように、この災いを実行されたのですが、パロは益々頑固になりました。
 

神は状況を用いて、あなたに気づかせようとされていませんか。み許に戻り、御霊に導かれて進もうではないか、と説得されていませんか(ガラ5:25)。私たちには頑固になるという誘惑があります。しかし、それを拒絶すべきです。頑なにならずに、神に従いましょう(ヤコ4:6-8)。そして、ここから何を学ぶべきなのか、神に尋ねて教えていただきましょう。 (Dennis Fisher)

神は罪の自覚を与えて私たちを惨めにされる。しかしその罪を告白するなら、私たちを喜びにあふれさせてくださる。