1年で聖書を!
◆ 詩篇107-109
◆ Ⅰコリント4
聖書のみことば 創世記12:1-4; 21:1-7

 
サラはみごもり、そして神がアブラハムに言われたその時期に、年老いたアブラハムに男の子を産んだ。 ―創世記21:2


ため息をつきながら「約束したのにねぇ」と言うのは、約束を守ってもらえなくてがっかりしたときです。そういうことが繰り返されると、悲しみはより大きくなり、ため息はさらに深くなります。
 

神が約束を守ってくださらなかったと感じたことはありますか。そのような気持ちは、長い時間の中でひたひたと忍び寄ってきます。

神がアブラハムに「あなたを大いなる国民と」(創12:2)すると約束されてから、息子のイサクが生まれるまで、25年の歳月が流れました(21:5)。アブラハムは「神、主よ。私に何をお与えになるのですか。私には子がありません」(15:2)と神に疑問を抱き、妻の奴隷を通して子をもうけました(16:15)。しかし神は、色々なことがあっても、アブラハムに子孫の約束を繰り返し語られました。そして、神を信じる忠実な者であるようにと命じられました(17:1-2)。
聖書に示された神の約束を手にしようと祈るとき、私たちは自分を神の御手に委ね、神の時を待ちます。それは、心の平安、勇気、または必要が満たされることかもしれません。祈りの答えを待っているときは、神に忘れられたのではないかと思うこともあるでしょう。しかし信頼とは、神のご真実を心に抱きしめることです。神の約束を信じるなら、神は信頼に報いてくださいます。信仰は私たちにあり、時は神の御手にあります。 (David McCasland)

神の約束のすべては、神の知恵、愛、そして力によって保証される。