1年で聖書を!
◆ 詩篇119:89-176
◆ Ⅰコリント8
聖書のみことば Ⅱコリント4:16-18

 
たとい私たちの外なる人は衰えても、内なる人は日々新たにされています。
―Ⅱコリント4:16


プロ野球を見ながら「プロの選手たちは、本当に若々しいなあ。信じられないよ!」などと言い出したら、年齢を感じ出した証拠です。そして、「やあ、元気?」ではなく、「すごく元気そうじゃないか」などと大げさな挨拶をするようになったら、まさしく年を取ってきたということです。
 
加齢は避けられません。その上残念なことに、私たちは老いを恐れ、加齢を忌み嫌うように世の中に教育されています。しかし、年をとるとは、実際には素晴らしいことでもあるのです。特にクリスチャンは、年齢とともに格段に良い人になる可能性を与えられています。使徒パウロはその事実を「たとい私たちの外なる人は衰えても、内なる人は日々新たにされています」(Ⅱコリ4:16)と言い表しています。
 

このような人は、肉体に老化の兆しが少しずつ見られるのと同じように、人格に成熟の兆しが少しずつ見られるようになってきます。年齢とともに成長するクリスチャンなら、気難しくなったり、融通がきかなくなったり、不親切になったりしません。むしろ、人を赦すこと、愛すること、気遣うことにおいて、ますます熟達していくはずです。加齢とはすなわち、イエスに似るための旅を続けることです。私たちは年を重ねるにつれて、ますます自分の行動や態度、考えが、人を引き付けずにはおかない主イエスの人格や暖かさを映し出すようにならなくてはなりません。
 
年を重ねていく中で、イエスのように成長する機会を積極的にとらえましょう。そうすれば、周りの人たちは、私たちが年齢とともにすばらしい人になっていくことに気づくでしょう。 (Joe Stowell)

ただ年を取るのではなく、より成熟したクリスチャンになろう。