神は正しい方であって、あなたがたの行いを忘れず、あなたがたがこれまで聖徒たちに仕え、また今も仕えて……示したあの愛をお忘れにならないのです。―ヘブル6：10

世界中の人々はラッシュモア山のことをよく知っています。それはサウスダコタ州にあり、崖面には4人の元アメリカ合衆国大統領の巨大な顔が彫られています。ラッシュモア山を知る人が大勢いる一方で、ドアン・ロビンソンという名前を知っている人は、比較的少ないと思います。彼は南ダコタ州の歴史家ですが、巨大な彫刻のアイデアを思いつき、このプロジェクトを実行に移した人でした。このモニュメントは評価され、賞賛されましたが、彼自身は忘れられました。彼の名は、傑作の影で認知されることも、覚えられることもあまりなかったのです。

神に仕えているとき、忘れられたのでは、と思うことがあるかもしれません。裏方すぎて、認知すらされないこともあるでしょう。イエスの名によって、ある人たちに一生懸命仕えていても、その人たちから軽視されることもあるというのが、主に仕える働きです。そんな人たちにとって良い知らせは、人は知らなくても神はご存知だということです。ヘブル人への手紙6章10節は、「神は正しい方であって、あなたがたの行いを忘れず、あなたがたがこれまで聖徒たちに仕え、また今も仕えて神の御名のために示したあの愛をお忘れにならないのです」と語ります。
　

何という約束でしょう。天におられる神は、私たちの神への奉仕を、決してお忘れになりません。多くの人たちからの賞賛を得ることよりも、そちらの方がはるかに大切です。 （Bill Crowder）

キリストに喜んでいただくことは、多くの人の喝采以上に大きな報酬だ。