1年で聖書を!
◆ イザヤ書23-25
◆ ピリピ1
聖書のみことば 詩篇18:6-13

 
私は苦しみの中に主を呼び求め、……わが神に叫んだ。……御前に助けを求めた私の叫びは、御耳に届いた。―詩篇18:6


最近ラジオ番組の中で、著しくイメージを失墜させた有名人をどのように回復させるかという話を「危機管理」の専門家がしていました。この人によると、カギはイメージの回復に役立つ人たちと強い絆を築くことだといいます。言い換えれば、トラブルの渦中では、ふさわしい助けを得ることが極めて重要だというのです。

これは賢明なアドバイスです。なぜなら、どんな危機管理であってもその中心は、自分だけですべてをすることはできないと自覚することだからです。自分には大きすぎる問題というのもあります。自力では乗り越えられない大きな問題に遭遇することもあるでしょう。危機に直面したとき、支援の存在は不可欠です。というわけで、自分には最強の味方がついていると知っている人は安心です。
 

ダビデ王は自分に味方があると知っていました。彼は詩篇18篇6節で、「私は苦しみの中に主を呼び求め、助けを求めてわが神に叫んだ。主はその宮で私の声を聞かれ、御前に助けを求めた私の叫びは、御耳に届いた」と断言しています。困ったときに、神以上に大きな助け手はおられません。私たちが人生の困難や危機のただ中にあるとき、そこを切り抜けさせることのできるお方は、神だけです。また、神のみことばは決して私たちを離れず、私たちを捨てないと約束しています(ヘブ13:5)。

危機に直面した時、ひとりで辛抱する必要はありません。私たちには、ふさわしい助けがあります。神は最強の味方です。このお方に頼りましょう。 (Bill Crowder)

地上にあって最大の希望は、天上の神から助けを得ることだ。