あなたがたは、地上のものを思わず、天にあるものを思いなさい。 ―コロサイ3：2

パソコンを立ち上げたとき、最初に目にする画像は何ですか。おそらく、家族写真か旅行の写真でしょう。または、スポーツ選手の写真かもしれません。では、イエスを描いた絵画はどうでしょう。　
　

長い間、ポルノサイトと格闘した人から手紙を受け取りました。彼は、その誘惑に一時だけ勝利することができても、再び情欲に負けて、ネット上の虚しい肉欲の世界に舞い戻っては、自分に落胆するという繰り返しだったそうです。しかし、イエスを描いた絵画をパソコンのスクリーンに置くことで、情欲に打ち勝ちつづけてポルノから離れることができました。自分を解放してくださったお方のイメージを身近に置いて常に思い出すことによって、いやらしいサイトは魅力を失っていきました。イエスの絵画はポルノを離れるマジックでもお守りでもありません。それは彼にとって「不品行、汚れ、情欲、悪い欲、そしてむさぼりを殺してしまいなさい」（コロ3：5）という聖書のことばに注意を喚起させる印でした。

イエスに目を向けるなら、イエスははっきりと思い出させてくださいます。私たちの古い生き方は「すでに死んでおり、あなたがたのいのちは、キリストとともに、神のうちに隠されてある」（3節）のです。冷蔵庫の扉にみことばを貼り付けたり、携帯の待ち受け画面をイエスの絵にしたり、それが何であっても、イエスのご臨在の中にあなたの心を引き上げてくれる形あるものを考えてみてはどうでしょう。 （Joe Stowell）

罪から遠のく最良の方法は、イエスに誘惑との間に割り込んでいただくことだ。