わたしの愛の中にとどまりなさい。―ヨハネ15：9

買い物に行ったとき、気まぐれに赤い風船を買いました。大きな可愛い文字で「アイ・ラブ・ユー」と書かれています。けれども、車に荷物を積み込んでいるとき、その風船の糸が指からするりと抜けました。そして、空に向かって飛んでいったのです。私は立って見つめていました。風船はすぐに小さな赤い点となり、最後には、単なる記憶になりました。

この出来事は、人生から愛が消えていく様子を私に連想させました。子どもが親に反発して距離を置くようになったり、父親が家族を捨てていったり、仲良くしていた友だちが急によそよそしくなったり、といったことが起こります。
　

神の変わらない愛に大いに感謝します。地上の愛が去って行くとき、神の愛が支えてくださいます。実際、「わたしの愛の中にとどまりなさい」（ヨハ15：9）とイエスが招いてくださるので、とても心強いのです。イエスのもとでゆっくりしなさいと、私たちに教えてくださいます。
　
私たちはいつも、神の優しい愛の中に留まることができます。なぜなら「死も、いのちも、御使いも、権威ある者も、今あるものも、後に来るものも」（ロマ8：38）、どんなものもキリストにある神の愛から、私たちを離すことはできないからです。キリストを自らの救い主とし、このお方に信頼するなら、神の愛は永遠に保証されています。
　
人生から愛が消えていくのを体験したのですか。もしそうなら、神の愛に留まってください。主の絶え間ない配慮によって、あなたの心は確実に守られます。
（Jennifer Benson Schuldt）

神のことばは確かなので、私たちの救いに揺らぎはない。