◆ エレミヤ書3-5
◆ Ⅰテモテ4
見よ。兄弟たちが一つになって共に住むことは、なんというしあわせ、なんという楽しさであろう。
―詩篇133:1
私たちが家族で出かけるとどうなったか、今でも思い出すことができます。子どもたちが車の後部座席で言い争ったり、文句を言ったりして、楽しい気分に水を差します。誰もが「パパ、お姉ちゃんが押した!」や「ママ、お兄ちゃんが、独り占めする!」といったけんかを覚えているでしょう。
もし、親としてそのような経験があるなら、神の子どもたちが口げんかをしたり、不平を言ったりしたら、天の御父がどのようにお感じになるか想像できるはずです。仲良くすることは、神の目から見ても大切なことです。イエスは私たちが「一つ」になり、イエスが父のもとから来られたことを、世が信じるようになることを祈られました(ヨハ17:20-21)。そして、すぐに口論を始める弟子たちに対して、互いに愛し合い、仕え合うように命じられました(ヨハ13:34-35、マタ20:20-28)。覚えておくべきことは、神の憎まれる7つのものの中に、「兄弟の間に争いをひき起こす者」(箴6:19)とあることです。
詩篇の作者は、「兄弟たちが一つになって共に住むことは…頭の上にそそがれた尊い油のようだ。それはひげに、アロンのひげに流れてその衣のえりにまで流れしたたる」(詩133:1-2)と言っていますが、これはもっともなことだと思います。この時代、頭に塗る聖油には色々な香料が含まれていたので、油を塗られた人の周りにはかぐわしい香りがただよいました。私たちは互いに愛し、互いに仕えることで一致します。その一致が、私たちの家族や教会、また交友関係の中に、かぐわしい香りのような恵みをもたらしますように。 (Joe Stowell)
みんな仲良しというクリスチャンは、イエスの甘い香りを漂わす。