1年で聖書を!
◆ ダニエル書8-10
◆ Ⅲヨハネ
聖書のみことば Ⅱ歴代誌26:3-19

 
彼が強くなると、彼の心は高ぶり、ついに身に滅びを招いた。―Ⅱ歴代誌26:16


ムーディ聖書学院の創設者、ドワイト・ムーディーは言いました。「自分は強いと自信をもったとき、その人の転落は、遠くない。誰の目にも明らかになるまで数年かかるかも知れないが、転落はもう始まっている。」ウジヤ王の場合も、全くこの通りでした。

ウジヤの人生は、すべてが順調のようでした。彼は、在位した期間の大半は、神に従い霊的指導者に服従しました。王は神に助けを求め、神は必ず王に成功を与えられました。このことは、ウジヤ王の大きな業績が示しているとおりです(Ⅱ歴26:3-15)。
 

ウジヤの人生は、成功に満ちた偉大なものでした。ところが、自分の成功に酔って分別がなくなってしまったのです。彼の思い上がりは、色々なところに現れました。彼は神の神聖を侵しました。自分は祭司の地位についていないにもかかわらず、聖所に入って香をたこうとしました(16節)。彼は、神の御力をもらうことは良いと思っていましたが、それが成功に不可欠だとは考えていませんでした(5、16節)。祭司の正しい助言に耳を貸さず、悔い改めのチャンスを逃してしまいました。ウジヤは罪の報いを恐れるどころか、気にも留めませんでした(18-19節)。
 
神が何らかの分野で成功させてくださったなら、その成功の源を忘れてはいけません。神の前にへりくだりましょう。神は、謙遜な人を祝福してくださるのですから。

(Marvin Williams)

低く生きるよう決断するなら、神が高くしてくださる。