◆ ヨナ書1-4
◆ 黙示録10
もしひとりの違反により、ひとりによって死が支配するようになったとすれば、なおさらのこと、恵みと義の賜物とを豊かに受けている人々は、ひとりのイエス・キリストにより、いのちにあって支配するのです。―ローマ5:17
ニューグレンジは、アイルランドにある5千年前の古墳です。ボイン渓谷の農民によって建造された墓で、その面積は何と4千平方メートルほどもあります。そこは人々が「死」という問題に(埋葬や礼拝を通して)向き合う場所でした。ニューグレンジの内部には細い通路があり、それが墓室に続いています。12月19日から23日の冬至(昼間の時間がもっとも短い)のころ、太陽の光が一日17分間だけ、その通路を通って墓室の中に差し込みます。このことは大変よく知られています。それを「生は死を打ち負かす」という勝利の力強いシンボルだという人もいます。
創世記3章には、人間の営みの中に死が入り込んだことが記されています。それ以来、死は避けられないものであり、多くの人にとって恐怖の的でした。しかし、死を恐れる必要はありません。「もしひとりの違反により、ひとりによって死が支配するようになったとすれば、なおさらのこと、恵みと義の賜物とを豊かに受けている人々は、ひとりの人イエス・キリストにより、いのちにあって支配するのです」とパウロは語っています(ロマ5:17)。
エデンの園でアダムとエバが罪を犯したときから、罪と死の支配が始まりました。しかし私たちは、死や、死後のことを恐れなくてもよいのです。キリストがおられるので、私たちには確かな希望があります。イエスは死に打ち勝たれました。イエスの勝利によって、私たちには永遠のいのちが与えられています。
あなたはイエスを受け入れましたか。
キリストの空っぽの墓は、私たちが死に勝利することを約束してくれる。