1年で聖書を!
◆ 民数記17-19
◆ マルコ6:30-56
聖書のみことば Ⅰペテロ4:7-11

 
すべてのことにおいて、イエス・キリストを通して神があがめられるためです。―Ⅰペテロ4:11


コリー・テン・ブーム(1892-1983)は第二次世界大戦のナチスの強制収容所から生還し、世界中を巡って講演活動をしたクリスチャンです。多くの人たちが、彼女の話を聞きに訪れました。キリストが自分の罪を赦してくださったのだから、収容所の監視人たちを赦そうと、彼女が神から教えられていったという実話です。

それぞれの集会が終わると、いつも聴衆はコリーを取り囲みました。そして、彼女の敬虔な品性をたたえ、信仰が強められたと言って感謝しました。コリーによると、彼女はそれからホテルの部屋に戻り、ひざまずき、人からもらった賛辞を感謝の内に神にささげたそうです。コリーはこれを、神に「賛美の花束」をささげると言っていました。
 

神は、私たちが互いに仕え合うようにと、各個人に賜物をくださいました。「それは、すべてのことにおいて、イエス・キリストを通して神があがめられるためです。栄光と支配が世々限りなくキリストにありますように」(Ⅰペテ4:11)と使徒ペテロは語っています。私たちが人にあげられるものは何もかも、まず主からいただいたものですから(Ⅰコリ4:7)、すべての栄光は主のものです。

私たちはコリーの模範にならって、謙遜を学びましょう。もし、言ったことや行ったことを褒めてもらったなら、ひとりになってから「賛美の花束」を主にささげましょう。神だけが栄光を受けるに値するお方だからです。()

(Anne Cetas)

賛美はたましいから花開く最も清らかなものだ。