1年で聖書を!
◆ 申命記28-29
◆ マルコ14:54-72
聖書のみことば ダニエル書9:20-27

 
私がまだ祈って語っているとき、……あの人、ガブリエルが……私に近づき、―ダニエル書9:21


ダニエルはエレミヤが書いたものを読んで、イスラエルの民が70年間バビロンに捕囚されている、という神の約束を再発見しました(ダニ9:2)。ダニエルは心から神に求めました。民を代表して断食し、神に祈りました。70年を増やすことなく、どうか民を救ってくださいと懇願しました(19節)。

私たちは祈りについて、知ることのできることとできないことがあります。例えば、私がイエスを信じて神を天の御父と呼ぶなら、神は必ず私の祈りに耳を傾けられます。これは確実です。さらに神は、私の祈りにみこころに沿って応えてくださいます。これらは分かっていることです。しかし、いつ、どのような形で、なのかは分かりません。
 

ダニエルの祈りに対する答えは、即座に奇跡的な形で与えられました。祈っている最中に、天使ガブリエルが神の答えを告げに現れたのです。神の答えは驚くほどの早さで与えられましたが、その内容もまた、驚くべきものでした。ダニエルが「70年」について尋ねたのに対し、神は預言的な「70週」についてお答えになりました。ダニエルは、自分たちの今について問いかけたのですが、神は、何千年も先の未来のできごとに関してお答えになりました。

自分の現状に焦点を当てているだけだと、神のお答えにショックを受けるかもしれません。それでも私たちは、神の答えは、神の栄光のためにあると確信することができます。

(Dave Branon)

私たちの祈りに対する神の答えは、私たちの予想を超えたものかもしれない。