1年で聖書を!
◆ 士師記1-3
◆ ルカ4:1-30
◆ 士師記1-3
◆ ルカ4:1-30
聖書のみことばエレミヤ書23:25-32
わたしは主であって、地に恵みと公義と正義を行う者であり、
―エレミヤ書9:24
神学は「専門家」だけのものだ、という人がいます。しかし、預言者エレミヤの時代の状況を見ると、なぜ、すべての人が神について知ることが大切なのかがわかります。
エレミヤの時代の宗教家たちは、神を誤って伝えていました。「欺き」(エレ23:26)の預言をしたり、嘘で人々を惑わしたり(32節)していたのです。この人たちが不誠実だったので、普通の人たちは神の本当のご性質を知りませんでした。
今日、ある人たちは神を執念深くて恐ろしい、些細な失敗にすぐ天罰を下す方のように描いています。しかし、神はご自分を「あわれみ深く、情け深い神、怒るのにおそく、恵みとまことに富む」(出34:6)と言われます。また、別の人たちは、愛のお方である神は、優しすぎて悪を罰することができないとイメージしています。しかし神は、ご自分を「公義と正義を行う者」(エレ9:24)だと述べておられます。神は公正な判事であり、愛情深い御父です。どちらかだけを強調すると、間違ったイメージが出来上がってしまいます。
私たちが知っており、世に向かって言わなければならない最も大切なことは、神は人類を罰したいとは思っておられない、ということです。それよりも、人に悔い改めて欲しい、そして赦してあげたい、と思っておられます(Ⅱペテ3:9)。
真に愛のお方であるためには、完全に正しいお方でなくてはなりません。神はそういうお方です。
救い主として、もしくは裁くお方として、すべての人は神と向き合わねばならない。