1年で聖書を!
◆ Ⅱサムエル記3-5
◆ ルカ14:25-35

 
神が私たちをあわれみ、祝福し、御顔を私たちの上に照り輝かしてくださるように。―詩篇67:1


子どもの頃、教会の日曜学校で「神は、良くしてくださる。神は良くしてくださる。私の手を取り、立たせてくださる。神は良くしてくださる」と、よく歌ったものです。神はまさに善です。そして人々にとって良いことを、喜んでしてくださいます。私たちが苦難の中にいるときは私たちの手を取ってくださり、人生の試練に襲われても、それに立ち向かえるようにしてくださいます。けれども、なぜ神が善なのだろう、と不思議に思ったことはありませんか。神が良くしてくださるのは、私たちにその値打ちがあるからではありません。また、ご利益によって、私たちの愛や忠誠を買う必要があるからでもありません。

詩篇の作者は、「あなたの道が地の上に、あなたの御救いがすべての国々の間に知られるため」に、自分を祝福してくださいと祈りました(詩67:2)。私たちに与えられる日々の恵みは、神がご自分の民の面倒をよく見てくださる良いお方であることの証明です。それなのに、「神は私に良くしてくださった」と神をほめたたえないなら、世の人たちは、神が良いお方であることをどうやって知るでしょう(3節)。
 
ですから今度神の恵みにあずかったときは、適切な方法で、その恵みは神から頂いたものだと表明することを忘れないでください。神の恵みを頂戴したのに、神が良いお方だと表さずにいるのは、恵みの賜物の目的をないがしろにしていることです。

(Joe Stowell)

神は良いお方だ。だから、神があなたの人生に何をしてくださったか、周りの人が知らないことのないようにしよう。