1年で聖書を!
◆ Ⅱサムエル記12-13
◆ ルカ16
聖書のみことば Ⅱサムエル記12:1-23

 
わたし、このわたしは、わたし自身のためにあなたのそむきの罪をぬぐい去り、もうあなたの罪を思い出さない。―イザヤ書43:25


信仰生活で失敗したときは、どうすればよいのでしょう。家族や友人の前で良くない証し人になったり、神の名を汚してしまったりしたときは、どうすればいいでしょう。

ダビデ王の例を見てみましょう。彼はバテ・シェバとの不倫で恥をかきました。自分の犯した罪が恐ろしい結果をもたらすことは避けられませんでしたが、ダビデは悔い改めたので、神との関係が分断されることはありませんでした。彼はこうして、神に仕えつづけることができました。私たちも、神のもとに帰ることができます。
 

第二サムエル記12章に示されたダビデの態度は、私たちも知っておくべきです。つまり、まず率直に失敗を告白し(13節)、神の赦しを求めましょう。次に、他の人が自分の行為によって害を受けないように祈ります(16節)。最後に、罪には避けられない結果もあります。それはしっかり受け止めて、耐えるしかありません。しかし、それに心を奪われてしまって、神に仕えることをやめてはいけません(20-23節)。

サタンは、私たちが失敗するのを喜ぶだけではありません。私たちが自責の念にさいなまれて落ち込み、霊的な活動を止めてしまうことも喜びます。悪い証を立ててしまったなら、縮こまってしまいがちです。それは当然でしょう。しかし、私たちはキリストの大使ですから、福音を語るのをやめたり、あいまいなことを言ったりして、失敗の上塗りをしてはいけません。過去の失敗にとらわれてはいけません。

(Randy Kilgore)

神は私たちの罪を完全に赦して、再び神の臨在の内に迎え、奉仕させてくださる。