1年で聖書を!
◆ Ⅱサムエル記9-11
◆ ルカ15:11-32
聖書のみことば エペソ5:17-21

 
何が良いことで、神に受け入れられ、完全であるのかをわきまえ知るために、―ローマ12:2


将来の不安に直面している青年が、来年のことは分からないという状況で、こう結論づけました。「神のみこころは誰にも分からない。」果たしてそうでしょうか。将来のことが分からないということは、神のみこころが分からないことにつながるのでしょうか。

「神のみこころを知る」といって思い描く概念は、しばしば限定的です。つまり、将来のある特定のとき、その人がどんな状態にあるか、に限られています。特定のことに関する神の導きを求めることも含まれますが、それ以外のこともあります。毎日はっきりと分かっており、それに従うことは非常に重要だ、という神のみこころもあります。

たとえば、私たちが良い民となって、キリストに反対する人たちの無知な発言を封じるのは神のみこころであり(Ⅰペテ2:15)、すべての事について感謝し(Ⅰテサ5:18)、聖く正しく、不品行を避け(4:3)、御霊に満たされて(エペ5:18)、主に向かって歌い(19節)、互いに従い合う(21節)ことは、神のみこころです。

このようなことで、また他のことでも、神に従って生きていくとき、「何が良いことで神に受け入れられ、完全であるのか」(ロマ12:2)を踏まえて生きていると言えるのではないでしょうか。神が笑顔で認めておられる生き方をしているなら、将来の導きについても心配しなくてよいでしょう。

将来について神のみこころを知りたいならば、すでに知っている神のみこころに基づいて行動しなければなりません。

(Dave Branon)

毎日、主を愛し主に従おう。そうすれば、未来は開かれる。