1年で聖書を!
◆ Ⅱ歴代誌13-14
◆ ヨハネ12:1-26
聖書のみことば 黙示録20:11-15

 
地のちりの中に眠っている者のうち、多くの者が目をさます。ある者は永遠のいのちに、ある者はそしりと永遠の忌みに。―ダニエル書12:2


トークショーの司会者ラリー・キングが、年配のテレビスターに質問しました。キングは、ビリー・グラハムが「私はこれからどうなるのか分かっている。この先にパラダイスがあり、私は天国に向かう」と言ったことを踏まえて、天国について質問しました。

「あなたは何を信じますか」と尋ねると、その人は「私はにぎやかなのが好きです。天国は静かすぎます。地獄のほうが、することがたくさんありそうですね」と答えました。
 

残念ながら、サタンが支配するところに行きたいと思う人は、彼だけではありません。地獄には友人がたくさんいるはずだから、そちらの方に行きたいという人が結構いる、という話も聞いたことがあります。ある人は「地獄が本当にあるのなら、そこは悪い所ではないはずだ。きっと興味深い人間がたくさんいるだろう」と書いています。

このような思い違いをしている人たちに、地獄とは行ってはならない恐ろしい場所だと、どうやって説明すればよいのでしょう。たぶん、聖書が語る地獄の現実を伝えるのが一番でしょう。聖書のダニエル書12章2節では、地獄は「そしりと永遠の忌み」だと語ります。ルカ16章23節は「苦しみ」と語り、マタイ8章12節は「そこで泣いて歯ぎしりする」と言います。また、黙示録14章11節は、地獄では「休みを得ない」と語っています。

聖書の真理を見るならば、地獄が住みやすい所だと考える人はいないでしょう。イエスを拒絶してサタンの王国で永遠を過ごすことは、明らかに間違った選択です。

(Dave Branon)

天国の栄光を語られるそのイエスが、地獄の恐怖をも語られる。