1年で聖書を!
◆ Ⅱ歴代誌25-27
◆ ヨハネ16
聖書のみことば Ⅰペテロ4:12-19

愛する者たち。あなたがたを試みるためにあなたがたの間に燃えさかる火の試練を、何か思いがけないことが起こったかのように驚き怪しむことなく、―Ⅰペテロ4:12

ミシガン湖でブルシャークに襲われた人がある、という話を昼休みに同僚たちがしていたので、その真偽を調べてみることにしました。実はみんな、そんなことがあるわけないと一蹴したのです。こんなに内陸の淡水湖にサメが生息するなど、ありえないと思いました。ところが、1955年にミシガン湖でブルシャークの被害があったと伝えているウェブサイトがありました。(しかし、裏付けはありません。)ミシガン湖でサメに襲われるでしょうか。もし、本当だったとしても、極めて稀な出来事でしょう。

試練に襲われることが、これほど稀有(または皆無)ならば、どれほどありがたいことでしょう。しかし、そうはいきません。苦難や逆境は常のことです。ただ、我が身に降りかかると、「よりにもよって」と思うのです。
 

ですから、使徒ペテロは、逆境の中にある1世紀のクリスチャンたちに「愛する者たち。あなたがたを試みるためにあなたがたの間に燃えさかる火の試練を、何か思いがけないことが起こったかのように驚き怪し」んではいけない、と書き送ったのでしょう(Ⅰペテ4:12)。

試練に襲われるのは異常ではありません。当初のショックを通り越すと、私たちは天の御父に目をやります。御父は、私たちの心の奥を探ったり、癒やしたり、力づけたりしてくださいます。また、私たちの人生に深く関わってくださいます。神の愛は尽きることがありません。苦難に満ちた世の中には、このような神の愛が本当に必要なのです。

(Bill Crowder)

神は愛の陽光によって、私たちの雲に恵みの虹を描いてくださる。