1年で聖書を!
◆ ネヘミヤ記10-11
◆ 使徒4:1-22
聖書のみことば ピリピ3:8-16
うしろのものを忘れ、……キリスト・イエスにおいて上に召してくださる神の栄冠を得るために、目標を目ざして一心に走っているのです。―ピリピ3:13-14

私はゴルフをするので、時々レッスンビデオを見ます。しかし中には、がっかりする内容のものもあります。あるビデオの先生は、ゴルフのスイングには最低8つのステップがあり、各々のステップには12の注意点があるというのです。これでは情報過多です。

私はゴルフの名手ではありませんが、それでも長年の経験があります。そこから学んだことは、スイングするときに色々考えると失敗する、ということです。なるべく単純に考えて、一番大切なこと、つまり、ボールの中心にクラブを当てることに集中しなくてはなりません。このビデオのインストラクターのうんちくは、じゃまになると思いました。
 

ゴルフでも人生でも、一番大切なことに集中しなければなりません。

それがクリスチャンにとってどういうことなのか、パウロはピリピ人への手紙3章に記しています。彼は、こまごましたことに気を取られるのではなく、最も大切なことに集中していました。彼は言います。「この一事に励んでいます。すなわち、うしろのものを忘れ、ひたむきに前のものに向かって進み、キリスト・イエスにおいて上に召してくださる神の栄冠を得るために、目標を目ざして一心に走っているのです」(ピリ3:13-14)。

気を散らされるものばかりの世の中で、「この一事に励んでいます」と、焦点がぶれないことがクリスチャンには不可欠です。この世界でイエス・キリスト以上の焦点はありません。さて、あなたにとって一番大切なものは何ですか。

(Bill Crowder)

キリストをしっかり見つめているときが、主のために最も効果的に生きているときだ。