1年で聖書を!
◆ エステル記6-8
◆ 使徒6
聖書のみことば 士師記6:11-23

主の使いが彼に現れて言った。「勇士よ。主があなたといっしょにおられる。」 ―士師記6:12

母親が5歳の息子に、物置からトマトスープの缶を取ってくるように頼みました。しかし息子は「暗いから嫌だ」と言いました。母親は「ジョニー、恐がらなくて大丈夫よ。イエスさまがそこにいるから」と諭しました。そこでジョニーは物置に行き、扉をゆっくりと開けました。そして、薄暗い部屋に向かって叫んだのです。「イエス様!トマトスープをひと缶渡してくれませんか?」

この愉快な話を聞いて、私はギデオンの話を思い出しました。神はギデオンに現れて、彼を「勇士」と呼び(士6:12)、イスラエル人をミデヤン人の手から救うように命じられました(14節)。 しかし、ギデオンは「私の分団はマナセのうちで最も弱く、私は父の家で一番若いのです」と返答しました(15節)。「わたしがいっしょにいる」(16節)、だから、ギデオンはミデヤン人を打ち殺す、と神が語られた後も、彼は恐れていました。 そして、神のみこころを確信するために、「しるしを見せてください」と求めました(17節、36-40節)。
 

神はなぜ、怖がりのギデオンを「勇士」と呼ばれたのでしょう。その理由は、ギデオンは神の助けによっていずれ勇士になるからです。

私たちも自分の能力や可能性に疑問をもっているかもしれません。しかし、私たちが信じて従うなら、神は私たちを用いて何でもおできになります。それを疑ってはいけません。ギデオンの神は、私たちの神です。神が「しなさい」とお命じになったなら、神は、私たちがそれを成し遂げられるように助けてくださいます。

(Albert Lee)

神が共におられると知っていれば、どんな恐れにも立ち向かうことができる。