1年で聖書を!
◆ ヨブ記5-7
◆ 使徒8:1-25
聖書のみことば ローマ8:31-39

すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。
―マタイ11:28

私は体操教室に通っていますが、レッスンの中で一番楽しいのは最後の5分間です。そのとき私たちは、マットの上にあお向けになり、明かりを落とした部屋の中でリラックスします。あるとき、インストラクターは小さな声で「あなたの安らぎの場を見つけてください」と言いました。その言葉に聖歌475番「主イエスのみそばに」を思い浮かべました。

「主イエスのみそばに、隠れ家あり。罪もいざないも、知ることなし。あがない主よ、我をそこに、かくまいたまえ。みめぐみもて。」

 
この歌は1901年、作者のマッカフィ-のふたりの姪がジフテリアで亡くなった後に書かれたものです。彼の教会の聖歌隊は、当局によって立ち入りを禁じられたふたりの家の外で、遺族が希望を失わないように、神の慰めを信じて歌いました。

使徒パウロは、神の心は私たちへの愛だと告げています(ロマ8:31-39)。どんなことも、主キリスト・イエスにある神の愛から、私たちを引き離すことはできません。患難、苦しみ、迫害、飢え、裸、危険、剣、死、命も、御使い、権威ある者、力ある者、高さ、深さ。そのどれを取っても、私たちを神の愛から引き離すことはできません。「神が私たちの味方であるなら、だれが私たちに敵対できるでしょう」(31節)。

私たちがどんな悩みや心配ごとを抱えていたとしても、神の心は私たちにとって「安らぎの場」です。神にすべてをゆだねましょう。「神があなたがたのことを心配してくださるから」です(Ⅰペテ5:7)。

(Anne Cetas)

人生の戦いに疲れたなら、主の内に憩いを見いだそう。