1年で聖書を!
◆ ヨブ記38-40
◆ 使徒16:1-21
聖書のみことば Ⅰテサロニケ2:4-12
 
あなたがたの間で、母がその子どもたちを養い育てるように、優しくふるまいました。―Ⅰテサロニケ2:7

私の住むコロラドスプリングスでは、「いのちを祝う同窓会」が29年間にわたり毎年催され、特別な人たちが再会しています。これは、コロラドスプリングス小児記念病院の新生児集中治療室にいた元患者が、医師や看護師、職員と再会する集会です。ベビーカーに乗った乳児もいれば、10代の若者もいます。子どもたちの両親も来て、彼らの生命を救い、生きるチャンスを与えてくれた人たちに感謝します。ガゼット紙のエドワード・パイク記者のレポートによると、病院のボブ・カイリー医師は「すべてのスタッフにとって、自分がなぜこの仕事を続けているのかを再確認させてくれるときです」と語ったそうです。

私たちもまた、新生したばかりのときに霊的成長を助けてくれた先輩クリスチャンに天国で再会します。そのときは、地上での思い出を語り合い、神を賛美するでしょう。また、天国のあちこちで、同じような人たちの姿を見ることでしょう。
 

新約聖書には、パウロとシルワノとテモテがテサロニケで、救われたばかりのクリスチャンのために労していたことが描かれています。彼らは「母がその子どもたちを養い育てるように優しくふるまい」(Ⅰテサ2:7)、「父がその子どもに対してするように」(11節)慰め、励ましました。

生まれたばかりという、信仰にとって決定的に重要な時期にいるクリスチャンを助けることは、愛の労苦です。しかし、やがて天国で家族として再会するときには、大きな喜びを味わいます。

(David McCasland)

天国での楽しみのひとつは、地上の思い出を分かち合うことだ。