1年で聖書を!
◆ ヨブ記41-42
◆ 使徒16:22-40
聖書のみことば 民数記13:25-14:9
 
ただ、主にそむいてはならない。その地の人々を恐れてはならない。……主が私たちとともにおられるのだ。彼らを恐れてはならない。―民数記14:9

健康診断の結果が悪かったり、信じていた友だちに裏切られたり、子どもが反抗したり、配偶者が去っていったりなど、人生には必ず問題が起こります。起こるかもしれない問題に際限はありませんが、それに対して取り得る道は、ふたつだけです。自分で何とかするか、真実の神に助けを求めるかです。

ひとりで問題に立ち向かうのは、賢明ではありません。良くない行動パターンに陥って、運命のせいにしたり、自分の殻に閉じこもったりするかもしれません。イスラエルの民ように自暴自棄になって、絶望してしまうかもしれません(民14:1-4)。
 

敵地を偵察して帰って来たイスラエルのスパイのほとんどが、恐ろしい巨人と危険が待っている、と報告しました。そのとき彼らは「主」という言葉は口にせず、6回も「私たち」と言いました(民13:31-33)。彼らはあと一歩で、神が約束されていた最高の祝福にあずかるはずでした。彼らは、出エジプトの奇跡の生き証人であり、紅海が割れて乾いた地を歩いた張本人であり、驚異的な勝利の体験者でした。神が真実なお方であるのは証明されています。それなのに、何と忘れっぽいのでしょう。何と情けない信仰なのでしょう。悲しいことですが、彼らは神に背を向けて、祝福を逃してしまいました。

ところが、カレブとヨシュアは「主が私たちとともにおられる」という確信で、主に従い通しました(14:9)。

さて、「問題」という巨人があなたの目前に立ちはだかったら、あなたはどうしますか。

(Joe Stowell)

神のご臨在は人生の救命用具だ。それさえあれば、苦難の海の中にいても、たましいは沈まない。