1年で聖書を!
◆ 詩篇87-88
◆ ローマ13
聖書のみことば エレミヤ書18:1-10
 
陶器師は、粘度で制作中の器を自分の手でこわし、再びそれを陶器師自身の気に入ったほかの器に作り替えた。―エレミヤ書18:4

妻の父は、私たちが婚約したとき、特別な贈り物をくれました。 彼は宝飾デザイナーなので、私たちの結婚指輪を作ってくれたのです。義父は私たちの結婚指輪を、サイズ直しのときに出る金の断片を集めて作りました。金のスクラップは大して価値がないように見えましたが、この職人の手によって美しい指輪に変身しました。今日まで大切にしていることは、言うまでもありません。腕利きの職人が、普通の人が役に立たないと思うものを使って何をするかには、本当に驚かされます。

神も同じです。私たちの人生を、そのように用いられます。神こそが、匠(たくみ)の中の匠であり、私たちの役に立たない部分や壊れた部分のかけらを、意味も価値もあるものに作り直してくださいます。預言者エレミヤは、神の働きを陶器師が粘土を扱う様に例えて、「陶器師は、粘土で制作中の器を自分の手でこわし、再びそれを陶器師自身の気に入ったほかの器に作り替えた」と語りました(エレ18:4)。
 

私たちが、どれほど自分の人生をめちゃくちゃにしていたとしても、神はそれを、ご自分の目にうるわしい器に作り替えてくださいます。自分の罪を告白し、聖書のみことばに従順に従うなら、それは「私の人生を作り変えてください」と、最高の匠に自分の人生を差し出していることになります。これが、傷ついたり壊れたりした人生を、完全で良いものに復活させる唯一の方法です。

(Bill Crowder)

神に修理を頼むなら、壊れたものでも祝福されたものになる。