1年で聖書を!
◆ 詩篇100-102
◆ Ⅰコリント1
聖書のみことば Ⅱ歴代誌6:1-11
 
神の約束はことごとく、この方[キリスト]において「しかり」となりました。それで私たちは、この方によって「アーメン」と言い、神に栄光を帰するのです。―Ⅱコリント1:20

世界規模の金融危機の後、アメリカ政府は銀行による手数料や利子の不当請求から国民を守るために、より厳しい法律を施行しました。これに従うために銀行は、一部の方針を変更したということで、私の取引銀行は、それを通知する文書を送ってきました。しかし、疑念は解消されるどころか増しました。そこには「可能性があります」とか「当行の自由裁量権によって」という文言が並び、何も信頼できないということがはっきりしたからです。

この文書とは対照的に、旧約聖書には「わたしはする」という神のみことばが、何回も引用されています。神は、ダビデにこう約束されました。「わたしは、あなたの身から出る世継ぎの子を、あなたのあとに起こし、彼の王国を確立させる。彼はわたしの名のために一つの家を建て、わたしはその王国の王座をとこしえまでも堅く立てる」(Ⅱサム7:12-13)。神のみことばは、あやふやではありません。ソロモン王は、神が約束を必ず守られると理解して、神殿を奉献するときに次のように述べました。「あなたは、約束されたことを、あなたのしもべ、私の父ダビデのために守られました。それゆえ、あなたは御口をもって語られました。また御手をもって、これを今日のように、成し遂げられました」(Ⅱ歴6:15)。
 

それから何世紀もたって、使徒パウロは、神の約束は、キリストにあってことごとく「しかり」だと述べています(Ⅱコリ1:20)。

この不確実な世にあって、私たちには信頼できる神がおられます。神は、必ず約束を守ってくださる誠実なお方です。

(Julie Ackerman Link)

信仰によって、神がいつも約束を実行してくださると分かる。