1年で聖書を!
◆ 詩篇126-128
◆ Ⅰコリント10:19-33
◆ 詩篇126-128
◆ Ⅰコリント10:19-33
聖書のみことば 出エジプト記14:1-14
パロとその全軍勢を通してわたしは栄光を現し、エジプトはわたしが主であることを知るようになる。―出エジプト記14:4
問題を真剣に解決したいと思っているのですか。職場や教会、あるいは家族会議で、そんな言葉が飛び出すことがあります。それは多くの場合、理解に苦しむ言動をする人に苛立ちを感じるからですが、それには双方の見方のずれが関係しています。
もし私たちが、400年間、奴隷として暮らしていたエジプトを逃れようとするイスラエルの民だったなら、パロは大きな問題だと思っていたでしょうし、実際、そのとおりでした。しかし神は、それ以上のことを見通しておられました。
神はどういうわけか、「イスラエル人に、引き返すように言え」(出14:1-2)とモーセに命じられました。そして、パロが攻撃できるように紅海を背にして宿営するように言われました(出14:2-3)。イスラエルの民は死んでしまうと思いましたが、神は、パロとその全軍勢を通してご自分の栄光を現わし、「エジプトはわたしが主であることを知るようになる」(4、17-18節)と言われました。
神はなぜ、私たちを恐怖で圧倒されるような状況に置かれるのだろう、と理解に苦しむことがあるでしょう。そんなときは、神の考えておられることは、私たちの益であり、ご自分の栄光だ、ということを忘れないでおきましょう。もし「主よ、この状況の中で、あなたを信頼し、あなたをたたえることができるように力をください」と言うことができるなら、私たちは、神のご計画や神の見方に呼応しているといえます。
信仰は理解できないことを受け入れられるように助けてくれる。