1年で聖書を!
◆ 箴言13-15
◆ Ⅱコリント5
聖書のみことば Ⅱコリント5:1-10
 
私たちはいつも心強いのです。そして、むしろ肉体を離れて、主のみもとにいるほうがよいと思っています。―Ⅱコリント5:8

妻を亡くした男性が、こんな話をしてくれました。彼は、「奥さまをなくされて本当にお気の毒です」と言われたので、「いえいえ。家内はなくしていませんよ。彼女がどこにいるかは、ちゃんと分かっています」と答えたというのです。

大胆すぎる主張、もしくは軽々しい断定だと思う人がいるかもしれません。死後に関して諸説が飛び交う中で、今は亡き愛する家族が何処に行ったのか、どうして確実に分かるのでしょう。ましてや、自分が何処にたどり着くかなど、どうして分かるだろうかと思う人もいるでしょう。
 

しかし、「確信がある」と宣言することは、イエス・キリストを信じる人にとって、ふさわしいことです。クリスチャンは、聖書にそう書いてあるので、自分は死ぬとすぐ主と共にいると信じています(Ⅱコリ5:8)。ありがたいことに、これは単なる希望的観測ではありません。それは歴史的事実に基づいています。イエスは、私たちの罪の罰を帳消しにする目的でこの世に来て、十字架で死なれました。それは、私たちが永遠のいのちを得るためです(ロマ6:23)。また、イエスはよみがえり、天に昇られ、死後にもいのちがあると証明されました。そして、約束どおり、天国に私たちの居場所を準備しておられます(ヨハ14:2)。

ですから、喜びましょう。この事実がもたらす恩恵には、無類の素晴しさがあります。使徒パウロは「私たちはいつも心強いのです。そして、むしろ肉体を離れて、主のみもとにいるほうがよいと思っています」と言いました(Ⅱコリ5:8)。私たちも同感です。

(Joe Stowell)

イエスを信じる人にとって、死は天国、幸福、そして神を意味する。