1年で聖書を!
◆ イザヤ書11-13
◆ エペソ4
聖書のみことば コロサイ4:2-6
 
あなたがたのことばが、いつも親切で、塩味のきいたものであるようにしなさい。そうすれば、ひとりひとりに対する答え方がわかります。―コロサイ4:6

勤めを終えて帰宅中、車中で気になるラジオのCMを聞きました。それは、Eメールの書き方をチェックしてくれるパソコンソフトの宣伝です。綴りや文法をチェックしてくれるソフトがあるのは知っていますが、これはそうではありません。このソフトは、語調のチェックをするのだそうです。つまり、自分の書いた文章が、攻撃的や不親切、または利己的な印象を与えていないか、メールの言葉遣いや語調をチェックしてくれるというのです。

私は、口のきき方をチェックしてくれるものがあったらいいのに、とそのラジオCMを聞きながら思いました。よく聴かずにきついトーンで応答して、後で悔やんだことが、今までに何度もありました。語調の監視をしてくれるものがあれば、このような愚かなことはしなくなるはずです。
 

クリスチャンは口のききかた(特にクリスチャンでない人に話す時)に注意しなくてはいけません。使徒パウロはそれが分かっていました。そこで、「あなたがたのことばが、いつも親切で、塩味のきいたものであるようにしなさい。そうすれば、ひとりひとりに対する答え方がわかります」と教えました(コロ4:6)。パウロは、クリスチャンの話し方が神の恵みを感じさせ、救い主のうるわしさを反映させるものであるべきだ、と考えていました。私たちの態度は「あの人と話をしたい」と思わせるものであるべきです。正しい語調で話すことは、主を証するために不可欠な能力です。コロサイ人への手紙4章6節のみことばを、口のききかたを監視するために用いましょう。

(Bill Crowder)

口を開ければ、心の中もあらわになる。