1年で聖書を!
◆ エレミヤ書1-2
◆ Ⅰテモテ3
聖書のみことば ヨハネ10:7-15
 
わたしは羊のためにわたしのいのちを捨てます。―ヨハネ10:15

ある日曜の朝、礼拝前の黙想のひとときに、奏楽者が初めて聴く美しい曲を演奏していました。私は、週報に記されていた讃美歌のページを広げて、歌詞を読みました。それは、「我が主、良き羊飼いにまもられて」という曲で、その歌詞は、詩篇23篇をもとに作られていました。「我が主、良き羊飼いにまもられて 私は全てに満ち足りる 緑の牧場に身を休め 静けき水際に導かれ 悩み疲れたたましいも 主の真に従ってよみがえる。」

詩篇23篇は馴染み深い聖書個所ですが、何度聞いても、何度読んでも、毎回、新たな形で神の愛を教えてくれます。
「たとえ闇の道を辿ろうと 墓のような谷を通ろうと いかなる悪も恐れはしない 主がおられるから勇気もわく あなたのむちとあなたの杖で あなたの救いを確信させてください。」
 
このイメージは、「わたしは、良い牧者です。良い牧者は羊のためにいのちを捨てます」(ヨハ10:11)と、イエスが言っておられることを知っている人には、よく分かります。雇い人の羊飼いは、危険が襲いかかれば逃げてしまいますが、真の牧者は羊たちのそばに留まって、羊を守ります(12-14節)。

今、どんな状況に直面していたとしても、イエスはあなたをご存知です。また、あなたを脅かす危険も分かっておられ、あなたを離れることは決してなさいません。良き羊飼いの主がしっかり守ってくださると、自信を持って言えるのです。

(David McCasland)

私たちを救うために死んだ小羊は、私たちを導くために生きておられる真の牧者だ。