1年で聖書を!
◆ アモス書4-6
◆ 黙示録7
◆ アモス書4-6
◆ 黙示録7
聖書のみことば ルカ15:11-24
彼は豚の食べるいなご豆で腹を満たしたいほどであったが、―ルカ15:16
昔の豚は、かわいそうでした。来る日も来る日も泥の中を歩き回り、嬉しそうに鼻を鳴らして餌をもらうだけ。けれども、その餌といえばトウモロコシの固い殻か、人間の残飯だったのです。
こんな生活はイヤでしょう。聖書の中の放蕩息子さえ、こんなものを良いとは思わなかったはずです。豚の餌を失敬するようになる前、彼には、温かいベッド、豊かな財産、安定した将来、愛情深い父親、そして、美味しい食事があったのです。しかし、彼はそれだけでは満足できず、「楽しみ」を求めました。自分の思うように生き、やりたいことをしたいと思ったのです。そうやって行き着いたところが、豚の餌でした。
若い人たちが、神の教えを守っている両親のアドバイスや、聖書のみことばが教えていることを無視するなら、必ずと言ってよいほどこれに似た結果になります。自分はクリスチャンだという人が、神がはっきりと教えていることに逆らうのを見るたびに、私はショックを受けます。性的な罪、薬物、志のない生き方など、神の教えに従わない選択が何であれ、神をないがしろにした行為は、ひどい結末を招く危険に満ちています。
聖書が教える道徳を無視したり、神との関係を軽く見たりするなら、いずれ困ったことになります。ルカの福音書は、放蕩息子は我に返って人生の方向転換をしたと語ります(ルカ15:17)。分別のある生き方をしましょう。神のみことばの教えに従って、神のために生きましょう。さもなければ、「豚の餌」を食べるはめになってしまいます
罪が嘘つきでないなら、魅力的には見えないはずだ。