1年で聖書を!
◆ 民数記21-24
聖書のみことば ヨブ記31:1-4 Ⅰテサロニケ4:1-8
 
私は自分の目と契約を結んだ。―ヨブ記31:1

私の友人は、コンピューターの技術者です。ある晩、家族で彼の家を訪れると、「私は自分の目と契約を結んだ」(ヨブ31:1)という聖書のみことばが、PCモニターにテープで貼られていました。それを見て、長時間、ひとりきりでパソコンを操作する危険性を彼が理解しているのは明らかだと思いました。ネットでは、わいせつ画像にアクセスすることが簡単だからです。

このヨブ記のみことばは、「どうしておとめに目を留めよう」と続きます。私たちと同様に、ヨブは情欲に引き寄せられないと自ら誓約しました。この誓いを踏まえて、ヨブは「神は私の道を見られないのだろうか。私の歩みをことごとく数えられないのだろうか」と言いました(4節)。聖書は、神が見ておられると断言し(ヘブ4:13)、私たちは自分の行為に責任を持たなければなりません。これが、神を信じる者が「不品行を避け」るべき理由です(Ⅰテサ4:3)。不品行の境界線を議論しようとする人もいますが、聖書は「だれでも情欲をいだいて女を見る者は、すでに心の中で姦淫を犯したのです」と述べています(マタ5:28)。

自分の目と契約を結んだなら、それを守るために聖書のみことばがどれほど助けになるか、考えてください。PCモニター、テレビ、車のダッシュボードに聖書のみことばを貼りましょう。そして「神が私たちを召されたのは、汚れを行わせるためではなく、聖潔を得させるため」(Ⅰテサ4:7)であることを思い出してください。

(Jennifer Benson Schuldt)

目に留まったものをじっと見つめることが不品行につながる。