1年で聖書を!
◆ 申命記1-3
◆ 申命記1-3
聖書のみことば 詩篇116:1-6
神はわれらの避け所、また力。苦しむとき、そこにある助け。―詩篇46:1
子どもに先立たれた親のひとりとして多くのエッセーを書いているので、同じ苦しみを背負って頑張っている人たちを紹介され、語り合うことがよくあります。最近知り合った女性は、21歳の娘さんを2009年に突然亡くされました。彼女は「私は世の中から見放されたように感じています。本当にショックで、とてもつらいのです」と言われました。
人生で大切なものを失うのは、誰にとっても予測のつかない出来事です。家族を亡くしたり、子どもが家出をしたり、神を離れたり、病気になったり、精神を病んだりすることがそうです。
しかし、私はあることを見いだしました。そのことを音楽家のジェレミー・キャンプが2001年に歌にしています。妻を亡くした後、キャンプはこう歌いました。「人生の困難に打ちのめされたとき思い出そう、『神はわれらの避け所、また力。苦しむとき、そこにある助け』(詩46:1)だと。」このみことばの真実は、立ち直るに十分な理由です。キャンプは「理解」という歌で、「なぜ立ち直れないのか」と苦しむ自分に問いかけます。そして、「神が何もかも分かっておられる」のだから、もう一度立ち上がれるはずだ、と気づくのです。
困難に打ちのめされても、私たちは見上げることができます。そこには神がおられます。神は何もかも分かってくださり、私たちに心を配ってくださいます。簡単ではありませんが大丈夫です。神の助けによって、あなたが再び立ち上がれる日は、必ず訪れます。
天国ほどこの世の悲しみを感じてくれる場所はない。
トピック:
悲しみ