1年で聖書を!
◆ 申命記4-6
聖書のみことば 申命記6:1-9
 
これをあなたの子どもたちによく教え込みなさい。あなたが家にすわっているときも、道を歩くときも、寝るときも、起きるときも、これを唱えなさい。―申命記6:7

家族のアルバムの中に、娘が4歳のときの写真があります。家の羽目板を直している私の隣で、おもちゃのトンカチを手にしています。私たちは並んで働きました。娘は私の動作を逐一くり返し、真似をして、自分も家を直していると信じていました。こんなに楽しい雑用は、めったにありません。写真を見ると、娘も楽しそうです。

この写真を見ると、子どもは親を見て、親の言動を真似るものだと改めて思わされます。また、子どもは自分の親を見て、神を思い巡らし、神のイメージを作ります。親が厳格で無慈悲ならば、神もそうだと思いがちです。親が冷たくてよそよそしければ、神もそうだと思うのです。親にとって最も重要な義務は、子どもたちがはっきり神を見られるように助けることです。その中でも、神の愛が無条件であることが分かるように助けることです。

神と私にも家族のアルバムがあると想像できます。そこには、ふたりの関係が分かる写真が貼ってあります。私は神に人生の生き方を教えてもらっています。人の愛し方を教わっています。どうすれば愛し続ける人になれるか、学んでいるのです。また神は、どのように教えればよいかも、教えてくださいます(申6:1-7)。

どうか、神を理解する力が与えられますように。また、理解したことを伝えていく知恵が与えられますように。神が、それらをくださいますように。

(Randy Kilgore)

自分の子どもをうまく教えるには、まず自分が、神に教わらなくてはならない。