1年で聖書を!
◆ Ⅰ歴代誌4-6
聖書のみことば Ⅰ列王記19:1-12
 
静まって、わたしこそ神であることを知れ。―詩篇46:10(口語訳)

眼科医が「じっとして」と言ったら、私は逆らわずにじっとしています。医者が見ていない間に動いたりもしません。なぜかというと、彼は名医で、私の目を治そうとしているからです。私も協力しなければなりません。彼の指示を無視するのは愚かなことです。

同じように、霊的に「静まりなさい」と言われているのに、神の指示に従わないということは間違いでしょう。神は休息を、生活のリズムの中で大切なものとされました。休まなければ、見るべきものがはっきり見えなくなります。そして、自分自身を過大に評価するようになります。

エリヤは、アハブとイゼベルとの激しい対決の後、疲れ果ててしまいました。神は御使いを送り、エリヤの世話をさせました。静かに休んでいると、エリヤに主のことばがありました(Ⅰ列19:9)。エリヤは自分ひとりが主の働きをしていると思っていました。彼は必死だったので、バアルにひざをかがめなかった者が他に7千人もいたことを知りませんでした(18節)。

仕事をしないでじっとしていたらどうなるのかと、不安に思う人もいるかもしれません。しかし、休むことを拒んでいる方が、もっと悪い事態を引き起こします。休息なしでは、肉体も精神も健康でいることができません。神は、私たちが休んでいる間に癒してくださるのです。

目を治すためにじっとしていることが必要なように、みこころをはっきり見るために、私たちには静まることが必要です。

(Julie Ackerman Link)

神を信頼して静まる力こそ最大の力だ。