1年で聖書を!
◆ Ⅱ歴代誌10-13
◆ Ⅱ歴代誌10-13
聖書のみことば ヤコブ1:19-27
父なる神の御前できよく汚れのない宗教は、孤児や、やもめたちが困っているときに世話をし、この世から自分をきよく守ることです。―ヤコブ1:27
最近、若者向けのブランドの広告を目にしました。ブルージーンズとそれにあわせたアクセサリーです。特に目新しいファッションではありませんでしたが、そのブランド名には目を奪われました。何と「トゥルーレリジョン(真の宗教)」です。私は立ち止まって考えました。「どうして、そんな名前をつけたのだろう。何か深い意味があるのだろうか。ジーンズと真の宗教にどんな関係があるのだろう。いったいどんな意味なのだろう…。」色々なことが頭をよぎりましたが、結局何も分からないままでした。
感謝なことに、真の宗教、あるいは真の信仰について、ヤコブの手紙は明確に書いています。「父なる神の御前できよく汚れのない宗教は、孤児や、やもめたちが困っているときに世話をし、この世から自分をきよく守ることです」(ヤコ1:27)。このみことばを聞くと、すがすがしい思いになります。「真の宗教」、つまり純粋な信仰とは、私たちが私たちの神とどのように関わっているかが、目に見える形となって現れたものです。キリストにあって変えられたという証拠のひとつは、弱い立場の人に心を配っているかどうかです。社会的弱者と言われるような人たちや世の中の変化に影響を受けやすい弱い立場にいる人たち、誰よりも助けを必要としている人たちに手を差し伸べているか否かです。
真の宗教は、着たり脱いだりするジーンズではありません。聖なる神と世の人々の前で、どのように生きるかという高尚なチャレンジです。
看板を掲げて自分の信仰を宣伝することはできない。自らの生き方で宣伝しなくてはいけない。