1年で聖書を!
◆ ネヘミヤ記10-13
聖書のみことば マタイ5:21-26
 
もし兄弟に恨まれていることをそこで思い出したなら、……まずあなたの兄弟と仲直りをしなさい。―マタイ5:23-24

マークは大失敗をしました。教会の友人と待ち合わせていたレストランに、1時間遅れて行ったのです。友人はすでに去った後でした。悪いのはマークです。申し訳なく思ってレストランのギフト券を買い、それに添えるカードを捜しに近くの文房具店に行きました。何百とあるカードの中で、おどろいたことに「謝罪カード」はほんの数枚、目につかないところにあるだけでした。その一枚を買って友人に送り、赦してもらいました。

謝罪カードはあまり使われないようですが、人との関係で謝罪しなければならないことはよくあります。聖書も謝ることを勧めています。イエスは怒らせた人には謝って仲直りしなさい、と教えられました(マタ5:23-24、18:15-20)。使徒パウロも「あなたがたは、自分に関する限り、すべての人と平和を保ちなさい」と語っています(ロマ12:18)。謝罪は、平和に暮らしていくために欠かせません。

謙遜にならなければ自分の過ちを認めることはできないので、謝罪することは簡単ではないでしょう。また、自然にできることでもありません。しかし、自分の落ち度の責任をとることは、人間関係の傷を癒し、それを回復させることにつながります。

失敗してしまいましたか。まずはプライドを捨てて、謝りましょう。相応しいカードが見つからなくてもそうしましょう。

(Anne Cetas)

謝ることは、争いを終わらせる最善の方法だ。