ヨーロッパで始まった宗教改革初期の1525年に、元修道女のカタリナ・フォン・ボラはマルティン・ルターと結婚しました。彼らの結婚生活は喜びに満ちあふれたものだったと言われています。ルターは、「よい結婚によって結ばれた絆ほど甘美な絆はなく、その中に起こった別離ほど辛いことはない」と語っています。
葛飾北斎は有名な版画家で、多くの作品を残しました。彼の最高傑作、色彩木版画の「富嶽三十六景」は、1826年から1833年(北斎が60歳代半ばから70歳代初め)に生み出されました。中でも名高いのは「神奈川沖浪裏」です。これは北斎が経済的にも精神的も苦境に立たされて、もがいているときの作品です。
統計上の数字には注意が必要です。数字は客観情報ですが、時として、対象となっている状況をしっかり捉えることを疎外します。最近、ある統計を見て、このことに気づきました。それによると毎年1,500万もの人が餓死しています。背筋が寒くなるような状況ですが、私たちのように物の豊かな社会に暮らしていると、それがどういうことなのか、まったく想像ができません。
マークは大失敗をしました。教会の友人と待ち合わせていたレストランに、1時間遅れて行ったのです。友人はすでに去った後でした。悪いのはマークです。申し訳なく思ってレストランのギフト券を買い、それに添えるカードを捜しに近くの文房具店に行きました。
孫たちはレゴで遊ぶのが大好きです。色とりどりの小さなブロックが彼らの想像力を刺激し、お城や飛行機、家、その他説明書に書いてある色々なものに変身します。
ゲーリーは裁判所で自分の訴訟の順番を待っていましたが、その間、自分の家を没収されようとする人たちの訴えを次から次へと聞いていました。ほとんどの人は、訴訟手続きが分かっているようでしたが、ひとりの女性は当惑した顔をしていました。レスリーというこの女性は、自分が何をすべきなのか、どこに助けを求めたらよいのか、まったく分からないようでした。
ジャマイカの南海岸にある、その教会を初めて訪ねたのは2005年のことです。当時、会堂建設はすでに始まっていました。私は教会堂の増築が進められている様子を目にしたのです。2011年の春に再訪したときには、壁が出来上がっていました。教会のオードリー・ブラック牧師によると、夏までには屋根に取り掛かるとのことでした。
旧約聖書のエゼキエル書は、神に不従順な民のさばきについて語っています。「わたしにそむいた反逆の国民」(エゼ2:3)、「あつかましくて、かたくなである」(4節)と神は言われました。そこには、彼らの罪と迫り来る刑罰のむごさが生々しく描かれ、私たちはぞっとさせられます。神は、捕囚となってバビロンに引かれて行ったイスラエルのことを嘆かれます。
翻訳者として奉仕するRBCミニストリーズのスタッフは、自分の仕事の喜びをこう語りました。「私たちは原稿を誰よりも先に受け取ります。誰よりも先に神のみことばの教えを受けるのは、何とすばらしい祝福でしょう。」また、彼女は言います。「翻訳をしていると必ず、私が直面している課題に関する何かに出会います。」