1年で聖書を!
◆ 詩篇79-81
聖書のみことば ルカ10:29-37
 
愛する者たち。神がこれほどまでに私たちを愛してくださったのなら、私たちもまた互いに愛し合うべきです。―Ⅰヨハネ4:11

ノースダコタ州のマイノットで2011年6月、河川が氾濫し、周辺の住民は避難生活を余儀なくされました。この時、近辺の人たちは、当然のことのように困っている人たちを助けました。1時間以上離れた所から、頼まれたわけでもないのに自ら進んで助けに来た人がいました。また、家をなくした人にキャンピングカーを貸してあげる人や、自分の家のガレージを家財の保管場所として提供する人もいました。ノースダコタ州の人々は、「良き隣人」であることの数々の実例を示してくれました。

クリスチャンである私たちにとっても、良き隣人であること、つまり他の人に愛を示すことは当然のことです(マタ22:39、ヨハ13:35、Ⅰヨハ4:7-11)。自然災害にあった人をドラマチックな方法で助けるという機会はめったにないかもしれませんが、周りの人々に愛を示す機会は誰にでもあります。良き隣人であるために、私たちは、人にあわれみを示す(ルカ10:29-37)、人を公正に扱う(レビ19:13-18、ヤコ2:1-8)、人に真実を語る(エペ4:25)、人を完全に赦す(エペ4:32、コロ3:13)など、様々なことができます。

究極の良き隣人は、イエス・キリストです。キリストは、私たちを愛して、私たちのためにいのちを捨ててくださいました。このお方のいのちから溢れ流れる愛によって、クリスチャンは誰よりもすぐれた良き隣人になれるはずです。

(Marvin Williams)

隣人を愛することが本当にキリストを愛することになる。