1年で聖書を!
◆ 詩篇129-132
◆ 詩篇129-132
聖書のみことば 詩篇131
私は、自分のたましいを和らげ、静めました。乳離れした子が母親の前にいるように、私のたましいは乳離れした子のように私の前におります。―詩篇131:2
人生とは、忙しい会社のようなものです。やるべきこと、行くべき場所、会うべき人が途切れることはありません。意味のない人生を送りたい人はいませんが、忙しさに追われる毎日は、私たちから静寂の時間を奪ってしまいます。
車を運転しているならば、一時停止などの交通標識が「スピードを落として一旦止まりなさい」と警告します。安全運転を願うなら、アクセルの踏みっぱなしはいけないよ、と教えてくれます。このようなメッセージが、人生のあらゆる分野にも必要です。
詩篇の作者は、落ち着いて静かに過ごす時間がどれほど大切なのか、よく理解していました。神ご自身も第七日目に「休まれ」ました。イエスも、癒したり教えたりして欲しいという人はまだ大勢いたのに、しばし群衆を離れて休息されました(マタ14:13、マコ6:31)。ガス欠に近いぎりぎりの状態で人生を駆け抜けるのは、賢明な生き方でないと、主イエスはよくご存知だったのです。
詩篇の作者は「自分のたましいを和らげ、静めました」と書いていますが(詩131:2)、あなたがこの前そんな心持ちだったのは、いつのことだったでしょう。忙しい人生の交差点に一時停止の標識を掲げ、ひとりになりましょう。そして、神のみことばに集中することを妨げる周囲の雑音をシャットアウトし、聖書のみことばを読み、神の御声に耳を傾けましょう。主の栄光のために健やかな人生を送る力を、神からいただきましょう。その力によって、心も頭もリフレッシュしていただきましょう。
多忙な日々の中、少し立ち止まって休むならば、たましいの燃料補給ができる。
トピック:
休息