1年で聖書を!
◆ 伝道者の書1-3
聖書のみことば ヘブル13:1-8
 
金銭を愛する生活をしてはいけません。いま持っているもので満足しなさい。主ご自身がこう言われるのです。「わたしは決してあなたを離れず、また、あなたを捨てない。」―ヘブル13:5

英国サッカーにとって毎年恒例のハイライトは、FAカップ(FAはサッカー協会の略。世界最古のサッカー協会なので国名がつかない)の決勝戦です。この日は100年以上も前から、興奮、祝祭、そして戦いの日です。しかし、何よりも私を魅了するのは、試合の開始のときです。試合は伝統的な賛美歌39番「日暮れて四方は暗く 」を歌うことで始められるのです。

賛美歌とサッカーに、何の関係があるのでしょう。最初は変だと思いました。しかし考えてみると、クリスチャンにとって神はすべてです。スポーツや買い物、仕事や勉強など、私たちが行うすべてのことについて、神は関わってくださいます。私たちは、自分の人生のどんな隅っこさえも、神のご臨在にふれていただきたいと願っています。ですから、私たちが「主よ、ともに宿りませ」と切望するのは、サッカー場にいたとしても、全く理にかなった願いです。もちろん、「…主ご自身がこう言われるのです。『わたしは決してあなたを離れず、また、あなたを捨てない』」とヘブル13章5節に記されているとおり、天の父なる神の臨在は約束されたことであり、私たちが懇願して得るものではありません。しかしながら、神のご臨在が私たちの切なる願いであることは、確かなことです。

神のご臨在は、満たされて生きるための鍵です。しかし、それだけではありません。私たちがどこで何をしていたとしても、知恵、平和、慰め、そして力を与えてくれる約束でもあるのです。

(Bill Crowder)

キリストのご臨在を味わうことは、私たちに与えられた最大の特権だ。