1年で聖書を!
◆ エゼキエル書15-18
聖書のみことば ネヘミヤ記1
 
私はこのことばを聞いたとき、すわって泣き、数日の間、喪に服し、断食して天の神の前に祈って、―ネヘミヤ記1:4

まだ7歳になったばかりのマルコムが、教会のみんなの前で祈りました。彼は100人の子どもたちの前に立ち、「イエスさま、僕たちがサッカーをして、教会に来れたことを感謝します。車で来る間、守ってくださったこと、僕たちの罪を赦してくれたこと、永遠のいのちをくださったことを感謝します。イエスさま、大好きです。僕たちが、こんなにイエスさまを愛していることを、決して忘れないでください」と祈りました。素晴らしい祈りでした。

彼が自分の気持ちをストレートに神に伝えているのを聞いていると、涙がこぼれました。大人は、神、もしくは周りの人たちを気にして、聞こえの良い祈りをしようと言葉を選びがちです。しかし神は、ご自分の子どものストレートな思いを聞くことを喜ばれるはずです。

ネヘミヤは、郷里エルサレムの状況が心配でたまりませんでした。なぜなら、町の城壁は壊され、人々はひどく困窮していると聞いていたからです(ネヘ1:3)。彼は何かしたいと思って、神にそう語りました。彼は神の品性をほめたたえ(5節)、罪の赦しを請い(6節)、ご自分の民になさった約束を思い出してください、と祈りました(9節)。そして、ペルシヤ王があわれんでくれるように祈りました(11節)。神は、ネヘミヤたちがエルサレムの城壁を再建する間中、彼らを見守ってくださいました。

あなたの心の内には何がありますか。感謝ですか、それとも重荷ですか。どちらであったにせよ、いつくしみ深い神は、あなたの心の思いを聞きたいと思っておられます。

(Anne Cetas)

最高の祈りというものは、謙虚な心から生じる。