ペルーに行ったとき、数ある山岳地帯の洞窟のひとつを訪れました。ガイドによると、この洞窟は非常に深いのですが、約14キロメートルの深さまでは既に調査済とのことでした。私たちはこうもりや夜行性の鳥、興味深い岩石層などを見学しました。しかし、ほどなく闇に不安がかきたてられ、息が詰まりそうに感じました。地上に戻って日の光を見た時は、ほっとしました。

この経験は、闇にはどれほどの圧迫感があるのか、また、私たちにはどれほど光が必要なのかをはっきりと再認識させてくれました。私たちは罪が暗くした世界、すなわち創造主に逆らう世界に生きています。私たちには光が必要です。

イエスは、すべての被造物(人間を含めて)を回復してあるべき姿にするために来られましたが、ご自分について、「わたしは光として世に来ました。わたしを信じる者が、だれもやみの中にとどまることのないためです」と言われました(ヨハ12:46)。

私たちはイエスにあって、救いの光を持ちます。その光はまた、今日の霊的な闇を進む道(神の道)を見つけるための、唯一の光です。