新しいもの
チャールズ・フーパーは、とうもろこし倉庫に放置されていた廃材を引き上げ、簡単な図面を描きました。そして、自分の森林からオークとポプラの木を切り倒し、それらを祖父のまさかりで苦労して製材し、その新しい材木と廃材を一本ずつ組み合わせ始めました。現在、テネシーリッジの森にあるフーパー家の丸太小屋は風情あるたたずまいで、ペンションやミュージアムとなり、チャールズのビジョン、技術、そして忍耐をたたえています。
取るに足りない
宇宙では何ということのない、太陽系の小さな惑星の上にいる70億人のうちのひとり…。それが私たちです。地球は実際、神が造られた無数の天体の中の微小な青い点にすぎません。私たちの素晴らしい地球は、宇宙という巨大なキャンバスの上では小さいほこりのようなものなのです。
暗闇に光
ペルーに行ったとき、数ある山岳地帯の洞窟のひとつを訪れました。ガイドによると、この洞窟は非常に深いのですが、約14キロメートルの深さまでは既に調査済とのことでした。私たちはこうもりや夜行性の鳥、興味深い岩石層などを見学しました。しかし、ほどなく闇に不安がかきたてられ、息が詰まりそうに感じました。地上に戻って日の光を見た時は、ほっとしました。