育児関連のウェブサイトの多くは「子どものために道を整えるのではなく、道のために子どもを備えよ」と教えます。つまり、親は問題の無いスムーズな道を子どもに作ってあげるのではなく、困難にぶち当たっても対処できる力をつけてあげなくてはいけないのです。

詩篇の作者は「後の時代に語り告げよう。主への賛美と御力と、主の行われた奇しいわざとを。主は…みおしえをイスラエルのうちに定め、私たちの先祖たちに命じて、これをその子らに教えるようにされた。後の世代の者、生まれてくる子らが、これを知り、…その子らにまた語り告げるため」(詩78:4-6)と語り、その目的は「彼らが神に信頼し、神のみわざを忘れず、その仰せを守るため」(7節)と述べています。

自分に影響を与えた人の言葉や生き方を思い出してください。その人たちの言動があなたの心を捕え、彼らのようにイエスに従いたいと思ったはずです。次の世代の人たちに神のみことばを伝え、神のご計画があると伝えるのは、私たちの責任であり、素晴らしい特権でもあります。彼らの人生に何が待ち受けようとも、御力の内にあって立ち向かうことができるように、子どもたちを備え、整えるように努めていきましょう。