ボストングローブ紙のジェフ・ジェイコビー氏は、専門家はとてつもない間違いをするという内容の記事を書きました。近代史を見ると彼の指摘は当たっています。例えば、偉大な発明家のエジソンは、トーキー映画が無声映画に取って代わることは無いと断言しました。ヘンリー・フォードは1928年に、人類はこれほど知的になったのだから二度と戦争はしないだろうと宣言しました。しかし、これらの予測は残念ながらはずれました。天才にも限界があるのでしょう。
その言葉を完全に信頼できるのはイエスだけです。イエスの時代の宗教家たちは、約束の救い主のありようを知っていると主張しました。
イエスは「あなたがたは、聖書の中に永遠のいのちがあると思うので、聖書を調べています」と語られ、次いで「その聖書が、わたしについて証言しているのです。それなのに、あなたがたは、いのちを得るためにわたしのもとに来ようとはしません」(ヨハ5:39-40)と言われました。彼らは完全に的外れでした。
年の初めに当たって、先の予想は、ゾッとするものから極端に楽観的なものまで様々です。専門家は自説に自信たっぷりですが、惑わされてはいけません。私たちは聖書の中心であるお方を信頼します。主は私たちと私たちの未来を支配しておられます。
心乱れるとき、天の父よ、どうかあなたを求めるように導いてください。この新しい年に起こる諸々のことを、あなたに委ねます。
先のことは知らないが、未来を治めるお方のことは良く知っている。