スポーツファンは、ひいきのチームの応援歌を歌うのが大好きです。ロゴ付きの服を着たり、グッズを持ったり、試合のことを話題にしたりします。私の帽子やシャツ、そして会話から、私がデトロイト・タイガースのファンであることは明らかです。
そんなファンの姿は、忠誠心という言葉を思い出させますが、私たちが誰よりも忠誠を尽くすべきお方は主である神です。詩篇34篇には外聞をはばかることのないダビデの忠誠心が表されています。ここでダビデは、地球上で比類なき大切なお方に意識を向けています。
ダビデは「私はあらゆる時に主をほめたたえる」(1節)と語りますが、この賛美と自分の生き方にギャップは無いでしょうか。日頃、神が真実、光、そして救いの源だという生活をしているでしょうか。ダビデは「私の口には、いつも、主への賛美がある」(1節)と言いますが、私たちは、神を差し置いて、この世のものばかりを賛美していないでしょうか。ダビデは「私のたましいは主を誇る」(2節)と語りますが、私たちはイエスが私のために成してくださったことではなく、自分の小さな成功を自慢しがちではありませんか。
スポーツ観戦や趣味に興じたり、自らの成功を喜んだりするのは悪いことではありません。しかし聖書は「私とともに主をほめよ。共に、御名をあがめよう」(3節)と語ります。賛美すべきお方は主です。
主よ、いつもあなたを賛美し、あなたにあって誇りを持つように、助けてください。私の焦点が、常にあなたにありますように。
忠誠心は真実の愛を試す。