信仰に立って
デズモンド・ドスは第二次世界大戦で徴兵されました。しかし、信仰のために銃を取らず、衛生兵として働きました。敵の激しい砲火をかいくぐり、75人の負傷兵を保護するために奮闘したこともあります。彼の物語はドキュメンタリー『良心的兵役拒否者』や映画『ハクソー・リッジ』になりました。
キリスト信仰の英雄たちの中には、アブラハム、モーセ、ダビデ、エリヤ、ペテロ、そしてパウロなど、勇敢な人たちがいます。アリマタヤのヨセフやニコデモのような静かな英雄もいます。彼らは自らの立場を危険にさらしても、十字架に架けられたキリストのからだを引き取り、丁重に葬りました(ヨハ19:40-42)。アリマタヤのヨセフは弟子であることを隠しており、ニコデモはイエスを夜、訪ねたのですから、大胆な変化でした(38-39節)。彼らはイエスがよみがえる前に、信仰者として立ち上がりました。なぜでしょう。
おそらく、イエスの死に方、また、その直後の出来事によって(マタ27:50-54)、自分の信仰を確信し、人に何をされるかより、神に焦点を当てることができたのでしょう。その理由が何だったにせよ、私たちも彼らの模範に従えますように。信仰のために、また他の人のために、勇気をもってリスクを冒すことができますように。
偽りの安心
我が家の愛犬ルパートは、子犬の頃、外出をとても怖がりました。公園に行くときは、引きずるようにして連れていかなければなりません。ある日のこと、私は愚かにもルパートをリードから放してしまいました。すると彼は、安心の我が家に一目散に駆けていきました。
神の目には適任
大学を卒業してITのコンサルタント企業に採用されました。私はプログラムも書けず、経営学の知識もありません。しかし、会社訪問の面接で、それらはあまり重視されていないと分かりました。会社が求めていたのは、問題を解決する独創力、正しい判断力、チームで働くための協調性という資質でした。彼らは、そのような人材なら、必要なスキルは会社で覚えることができると考えていました。
私の回りを囲む盾
有能なワーシップリーダーのポールが亡くなり、教会の人たちは悲しみに暮れました。まだ31歳、ボートの事故でした。ポールと妻デュロンダは、悲しみを知る人たちでした。度重なる流産で、何人もの赤子を墓に葬りました。そこに、ポールまでが葬られるのです。この悲劇は、彼らを愛する人たちにとっても、とどめの一撃のようでした。