大切なこと
私は頭を抱え「どうすればできるの?」とため息をつきました。受話器の向こうの友人は「もっと自分を認めるべきだ」と言い、私が働きながら大学院でよい成績を修め、健康的な生活をし、文筆活動をし、聖書研究会に出席するなど、多くのことをしていると言ってくれました。どれも神のために始めたのに、やることにとらわれ過ぎて、その姿勢がなおざりになっていたのでしょうか。それともやることが多すぎたのでしょうか。
マーシーの嘆き
マーシーの父は、病気は魔術のせいだと言いましたが、エイズでした。父が亡くなると、10歳のマーシーはますます母を慕いましたが、3年後、その母も病気で亡くなり、姉が5人の弟妹を育ててくれました。マーシーが深い心の痛みを日記に綴り出したのは、その頃です。
道から逸れない方法
世界最速の視覚障害者ランナー、デイヴィッド・ブラウンは、自分の勝利は、神と「ダラダラするな」という母の教え、そして伴走者のジェローム・エイブリーのおかげだと言います。ふたりは指に紐を巻いてつながり、エイブリーの合図を聞いてさえいれば、200メートル走のカーブを逸れずに走れると言います。毎日、言葉と指の感触でコミュニケーションを取りながら勝利の戦略を練っていると語ります。
大きな神の愛
ドミニカ共和国のサント・ドミンゴの貧困地区に行ったことがあります。トタン張りの家で電線はむき出しです。私はそこで、人々が失業、薬物、犯罪と闘うために、教会がどのように役立っているかアンケート調査をしていました。