心の奥底の望み
ダンカンは、何はともあれ経済力だと考え、20代から野心的に働きました。有名なシリコンバレーの企業で出世し莫大な富を得ました。多額の預金、高級車、カリフォルニアの豪邸など、欲しいものすべてを手に入れました。にもかかわらず、彼は物凄く不幸でした。不安で満たされません。実際のところ、富は人生を悪くしたと言います。お金の山は、仲間や友情、喜びをもたらすどころか、頭痛の種になることの方が多かったのです。
次に来るもの
キング牧師の演説は、1968年4月3日の夜が最後でした。彼は死を予見していたかのようです。「私たちの前途に困難な日々が待っています。でも、今となっては、私にはどうでもよいことです。なぜなら、私は山の頂上に行ったからです。そして見渡しました。約束の地を見たのです。私はみなさんと一緒に行けないかもしれません。…しかし、今夜、私は幸せです。何も心配していません。誰をも恐れてはいません。私の目は、再臨の主の栄光を見ました。」翌日、キング師は暗殺されました。
喜んで与える人
ずいぶん前のことですが、妻に思いがけない収入がありました。全く期待していなかったのに、小切手が郵送されてきたのです。同じ頃、親しい友人が、発展途上国の女性の自立事業について話してくれました。この人たちは、自ら学び、小規模ビジネスで自立したいと願っていますが、最大の壁は、ご多分にもれず、資金でした。
イエスのように祈る
硬貨にはふたつの面があります。英語では、表は「ヘッド」と呼ばれ、ローマ時代初期から国の元首を描くことが多いようです。裏は「テイル」と呼ばれ、英国の10ペンスの裏に描かれた紋章のライオンの尾に由来します。